私もカウンセリングをしていて、いま一つ「ブラック企業」って何のか、よくわからないことがありました。今野晴貴さんの著書『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、2012年)を読んで、少し全体像がつかめたような気がします。

「ブラック企業」って何か? もちろん、定義なんかありません。長時間残業が続く、パワハラ・セクハラめいた言動が繰り返される、そんなイメージでしょうか。
今野さんの著書では、すべての日本の企業が「ブラック企業」になりえる仕組みが書かれています。いまや、現代の日本社会において、「ブラック企業」問題は避けられない、誰でもぶつかる可能性がある問題といえるでしょう。
それだけに真剣に向き合う必要性を感じます。

ここでは、社会構造の仕組みについて、詳しく述べるつもりはありません。
私だったら何ができるか、どのようなお手伝いができるか、簡単に今日は述べ、詳しくは別の機会に譲ります。

今野さんは、「鬱病になる前に、五つの思考・行動を」と述べていらっしゃいます。
1.自分が悪いと思わない
2.会社のいうことは疑ってかかれ
3.簡単に諦めない
4.労働法を活用せよ
5.専門家を活用せよ

私は法律のことはさっぱりわかりませんから、「4.労働法を活用せよ」はまったくお手伝いできません。「5.専門家を活用せよ」の専門家に私も入るかもしれません。私がお手伝いできるのは「1.自分が悪いと思わない」「2.会社のいうことは疑ってかかれ」「3.簡単に諦めない」、この3つです。

一度に紹介するのはきついので、別途、私なりの考えを述べて、みなさま方のお役に立てそうな情報を発信していきます。