おとといと昨日とブラック企業について書きました。まるで、私がブラック企業を相手に戦おうとしているように受け取られた方もいらっしゃるかもしれません。実は逆です。私はブラック企業で苦しい思いをされてこられた方の味方でもあるし、ブラック企業の管理職や経営者の方の味方でもあります。

人間は、本来愛情に満ちている動物です。その本来持っている愛情を使わないとするとどれだけ苦しいでしょうか。

人を脅すして操れば一時は「欲しい物を手に入れた」「優越感」を感じるかもしれません。
相手を蹴落として競争に勝てば、確かに自分の強さや能力を実感するかもしれません。
お金をもうければ、確かに満足するでしょう。

そして、本当に欲しいものを手にした、あるいは本当に自分は強い人間だといえるでしょうか。
人と信頼関係をもって関わる心地よさ、自分が本当に苦しいときに助けてくれるときの人の温もり・・・それが人間誰しも求めているもの、愛情といえるでしょう。

そんなのウソだ!と思う方。試しにやってみたらいかがでしょう。
目の前にイスを置いて、強がっている優越感に充ち溢れている自分がいると思ってください。
その自分にこんな風にいってください。
「ただ単に強いふりをしているだけで、あなたには価値がない」
つぎはこんな風にいってください。
「そんなに強がらなくても、たとえ弱くても、あなたには価値がある」

いったときの気持ち、あるいは目の前のイスに座っているあなたの反応はどうでしょうか。

ブラック企業の管理職や経営者の方に限らず、私もこれまで職場で威張ったり、強がって、人につらく当たる人をたくさんみてきました。
よくみると、弱い自分を隠そうとしているだけなんですね。

強がって人につらく当たっていれば、さぞかしキツいでしょう。つらいでしょう。そんな思いをしてよくここまで生きてこられましたね。

あなたが思っているほど、他の人も強くありません。
私だって同じ弱い人間です。
たとえ弱くても、人間生きていることに価値があるのです。