偶然のチャンスを活かす

偶然のチャンスの波に乗る

1999年のことです。スタンフォード大学教授、ジョン・クルンボルツは「計画された偶然の理論」Planned Happenstance Theoryを発表しました。私がこの理論を知ったのは2001年だったと思います。いまでは、さまざまなキャリア理論の本のなかで常識のように紹介されていますが、私がこの理論と出会ったのは非常に衝撃的でした。おそらく、この理論に出会わなかったら、キャリアについて勉強をしなかったでしょうし、カウンセラーになろう、なぞとは思わなかったでしょう。

何か、というと・・・。1990年代、日本も経済不況に苦しみます。大手証券会社が倒産したり、銀行の統廃合が相次ぐ時代です。そのような不安定な時代に生きようとするなら、計画的に生きても無駄である、というわけです。どれだけ会社に忠誠を尽くして働いたとしても、倒産の憂き目に合う可能性は高いし、技術革新のテンポが急速に早まれば、自分が身に付けた技術もすぐにすたれて仕事がなくなる可能性が高くなる、というわけです。この状況はいまでも進んでいます。ケイタイ電話がスマートフォンの時代に切り替わるすさまじさは、私も見ていて驚くほどです。

人生、計画的に生きよう、なんて考えても無駄だ、というわけです。

それでは、これほど変化のスピードが激しい時代に生き残るためには何が必要なのか、とクルンボルツは説きます。偶然のチャンスの波にのることだ、といいます。偶然のチャンスをつかんで波に乗るためには、日常以下の心がけが必要だ、ということです。

1.好奇心 2.持続性 3.柔軟性 4.冒険心 5.楽観性

要するに。。。何でも面白い・興味があることは普段から何でもよいからやってみよう、一度始めたらしばらくは続けてみよう(いまはつまらないかもしれないが、そのうち面白くなるかもしれない)、自分の性格や能力を決めつけることをやめて新しいことが目の前にあったらやってみよう、何とかなるさと思って失敗をし続けよう(そのうち成功するでしょう)。そんな理論です。

私の考えでは、もう1つ重要なものがあります。人間関係、人脈です。

これらが揃えば、特別な資格や能力がなくても何とかやっていけます。

明日は、たまには、私のキャリアを振り返ります。

 

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