昨日までのお話は、ほめても叱っても相手は変わらない、という話でした。そして仕事では、当然ミスが許されないときもあるし、やらなければならないときもあるわけです。そんなときに、叱ることが必要な場面だって出てくるでしょう。どうするか?そのヒントの1つをゴードン・メソッドにみつけました。

トマス・ゴードン『親業』(近藤訳)には、以下のような内容のことが書いてあります。

もし子どもが道路に飛び出したらどうするか。もちろん、親の権威を使って止めなければなりません。このことはゴードン博士は十分に認めますし、私も同感です。そして、ゴードン博士はつぎのように続けます。

「これは、迅速かつ確固とした行動の必要な危機的状況なのだから。しかし、車の前に走り出る、・・・前に、非権力方式を使うことはできる」。

この後、子どもへの説明の仕方が具体的に書いてありますが、ここで述べる必要はないでしょう。ここでご理解いただきたい点は、叱る前に話し合いをすることはできる、人の話を聴いて信頼関係をつくっておくことはできる、ということです。

人間関係は実に面倒くさいものです。嫌になって投げ出したくなるときもあるでしょう。その面倒くさいこと、嫌なこと、投げ出したくなることをもしなさっているのだとしたら、そんな自分をぜひほめてさしあげてください。

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