再び、『ゴードン博士の人間関係をよくする本』を使いながら、職場を始めとする人間関係について考えます。

他人を変えようとしても変えられないだけです。他人を変えようとすれば、無駄な力を使いエネルギーは消耗するだけです。ゴードン博士は、「強制力が使われれば使われるほど、影響力は小さくなります」、と他人を変えようとするのではなく、影響を与える人間になるためにどうするか、ということを提唱するのが、私と同じような考え方なのでご紹介したいと思います。

ゴードン博士は「コンサルタント」ということばを使います。そのためには4つのルールがある、と提唱しています。何もプロのコンサルタントになれ、ということではなく、家庭や職場などで身近な人に影響を与えられるような人物になりましょう、という話です。

ルール1 まず雇われること

この場合、お金を払ってもらう、ということではなく、「心理的に雇われる」ということ、つまり「この人に相談したいな、この人の知恵を借りたいな」と思うような存在になる、ということです。そして大事なことは、自分がもっている情報や専門知識は、相手が欲しい、というまでは相手に示さないことです。これ、カウンセリングでもとても大事なことなのです。情報提供をする側とされる側、心の面でどちらが心地よさを感じるかは、考えれば何となくご理解いただけると思います。

ルール2 相手のもっていない情報やデータをもつこと

日々、興味をもってさまざまな知識や情報を吸収する気持ちが大切ですね。

ルール3 専門知識を相手に伝えるのは一度だけ

これはルール1と関係するでしょう。余計なことはせず、相手が望む範囲のみで関わること。

ルール4 コンサルティングをした内容を実行するか否かは相手に任せること

自分が提案したことを実行するかどうかは、相手が決めることで、こちらが決めることではありません。

 

何が大切か、というと・・・待つこと、そして相手を信じること。それがすべてのような気がします。

一生懸命伝えようとしても伝わらないと悲しいですね。問題を解決して楽になって欲しい、という気持ちがあるからこそ伝わらないと悲しいですね。

カウンセリングをしていて面白いな、といつも思うことは、こちらが余計な手だしをしなければ、クライエントさんが自分で勝手に問題解決をすることです。

こちらがやることとすれば、「この人になら相談したい」と思う人間になること。それは人の役に立つことだけではなく、限りない可能性を秘めた自分を探求する楽しさです。自分の軸をもつことこそ、人に影響を与える人間になることなのだと実感する毎日です。

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