ある朝目が覚めたとき、気になっている問題が解決したらどんな1日ですか?

森俊夫・黒沢幸子『解決志向ブリーフセラピー』

おはようございます。

「ある朝目が覚めたとき、気になっている問題が解決したらどんな1日ですか?」

朝から突拍子もない質問で恐縮です。突然こんな質問をされても困りものですよね。

これ、「ブリーフセラピー(短期療法)」と呼ばれるカウンセリングの方法で使う「ミラクル・クエスチョン」と呼ばれる質問方法です。

私はいまカウンセリングではブリーフセラピーはほとんど使いませんが、昔電話相談を受けていたときに、ちょこちょこ使って効果的でした。とても気持ちが前向きになりやすいので、顔がみえない電話での相談ではとても使いやすかったです。

そんなわけで、日常生活や仕事のなかでも少し使える部分があれば使っていただきたいと思い、これからこのブログでも簡単にできそうなことをご紹介させていただこうと思います。

ミラクル・魔法のイメージ

話をミラクル・クエスチョンに戻しましょう。

「ある朝目が覚めたとき、気になっている問題が解決したらどんな1日ですか?」

この質問の主旨は自分が解決したいことのゴール・イメージを具体的にすることです。何ごとも具体的でないとわかりにくいし、問題も解決しにくいです。

したがって、自分に問いかけるときも、人に使うときも、それなりに準備が必要です。

私だったら、こんな風にまず質問を始めます。

私:「いま何時ですか?」

相談者:「夕方の5時です。」

私:「今日、私との面談が終わっ後の予定を教えていただけますか」

相談者:「家に帰ります」

ここで終わっては何の意味もないですね。さらに具体化が必要です。

カウンセリング

私:「家にはどうやって帰るのですか。具体的に何線に乗るのか、バスにのるのか、乗り換えがあれば詳しく教えていただけますか」。

相談者:「○○線で△△駅で××線に乗り換えて」・・・・

ここで、私なら、誰と住んでいて今日はどんな会話をする予定か、夕食のメニュー、風呂に入るのであればどんな石鹸やシャンプーを使うのか、何時にどんな布団で寝るのか・・・まで具体的に聞いていきます。こうして本題の質問を投げわけですが、もう1つクッションを入れます。

「ちょっと変なことをうかがいますが、よろしいですか」

と一言断りを入れてから、

「ある朝目が覚めたとき、気になっている問題が解決したらどんな1日ですか?」

目覚めのイメージ

ここも具体化がポイントです。何時に目が覚めるのか? 朝一番に起きてみるものは? 窓はあけるかどうか? 朝食のメニューは? 使っている歯磨きのメーカーは・・・などなどです。

あとはタイミングを見計らいながら、解決したときの気分を体のどの辺で感じるか、頭でどんな風に考えが変わっているか、などを具体化する質問を繰り返します。

詳しくは、森俊夫・黒沢幸子『解決思考ブリーフセラピー』(ほんの森出版、2002年)がお勧めです。

ご興味がある方は、ぜひお試しください。

 

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