肯定表現と否定表現 その1 目標達成編

森俊夫・黒沢幸子『解決志向ブリーフセラピー』

おはようございます。少々冷え込む今日この頃です。

森・黒沢『解決志向ブリーフセラピー』で日常仕事で使えそうなことを今日1つご紹介します。

「良いゴールのための3つの条件」の1つ、「否定形ではなく、肯定形で語られていること」についてです(98ページ)。

同書では、30~40分帰宅したら手を洗わないと気が済まず、手が血だらけになっている方の事例が紹介されています。とうぜん、ご本人にしたら、血が出るまで、しかも30~40分も洗ったらつらいわけですから、「やめたい」わけですね。

ここでポイントです。「やめたい」だと否定表現ですから、ゴールイメージがわきにくいです。ゴールイメージを明確にして、脳のスイッチを入れるには、肯定表現にすることが大事です

上記の例で、カウンセラーはこう質問をしています。

「家に帰って40分、洗面所に行かなくなったら何をしますか?」 私からみても、プロの質問です。この先は・・・

「本当は真裸になってベッドに寝転がりたい、まず手が汚れているから自分が着る服を汚してしまうので脱げない・・・」

ここで、本音がでてきました。

(とことん手を洗わないと気が済まない人の本当の気持ちは、だいたい「汚れるまで遊びたい」です、ギョーカイ用語で「反動形成」いって自分の本音と反対のことをしているのです)

しばらくやりとりした後で、「家に帰ったら、靴下を脱ぎ捨てて、洗面所に行く」と肯定表現の目標設定ができました。しかもハードルが小さいために実行しやすいですね。

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ここで日常生活を振り返っていただきたいのです。意外と難しいものです。

震災直後、「負けるな 日本!」のような標語を目にしました。「負けるな 日本!」と「地震に打ち勝て 日本」とだと、どちらが気合いが入りそうでしょうか。

あるいは・・・

禁煙のイメージ

「禁煙」・・・否定表現になっているのがわかりますね。タバコをやめて健康になりたいのか、お金をためて何か欲しいものを手に入れるのか・・・まずは肯定表現にすることが大切でしょう。

仕事で困ったときの様子

「残業しない」・・・「定時で帰る」、「仕事の効率化を図る」、「遊びに行く」・・・「遊びに行く」なら何をして遊ぶのか(飲みか、映画か、など)を具体化する必要があります。

 

明日は同様の内容でコミュニケーションについてお話をします。

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