肯定表現と否定表現 その2 コミュニケーション編

コミュニケーションのイメージ

おはようございます。

今日は昨日に引き続いて、肯定表現と否定表現について、コミュニケーションの面から考えます。

これ、結構職場でやりがちなことです。「~するな」「~禁止」・・・まして、人間は本来好奇心の塊で、「するな」といわれると「やりたくなる」傾向があります。これを行動経済学では「カリギュラ効果」なんて呼んで、私も以前ブログで紹介したことがあります。
私は、セミナーでよく以下のようなワークをします。

新幹線

ある方に代表者として1名出てきいただきます。そして、あえて意地悪をすることを最初に伝えます。

「ここを東京駅だと思って、つぎの質問を繰り返してください。『新大阪に行くにはどの電車にのればよいですか?』」

私はこう答えます。

「山手線には乗らないでください」。

だいたい質問者の方はびっくりしますし、会場の雰囲気も変わります。

そして同じ質問を何度か繰り返してもらいます。

私の答えは・・・「中央線には乗らないでください」「長野新幹線あさまには乗らないでください」。

だいたいこの辺で主旨がご理解いただけるようなので、「東海道新幹線のぞみに乗ってください」でワーク終了です。

私は「山の手線、中央線、長野新幹線には乗らないで」と間違ったことは何一ついっていません。否定表現になっているので伝わらないのです。「東海道新幹線のぞみに乗ってください」と肯定表現にしないと伝わらないのです。

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職場では頻繁に起こる問題ではないでしょうか。私が勤めていたころ、このタイプの人、いました。何をしても「違う」・・・どうすればよいかの指示ができないので、「自分に気を遣え」といつも爆発・・・。当然人間関係はうまくいかず、問題が起こったときに左遷・失脚・・・。

(当時は私も具体的なイメージを聞き出す能力がなかったので、私にも問題があります)

あるいは何か問題が起こると、「○○禁止」・・・そうすると、同じ人が別の形で似たような問題を作り出す、その繰り返し・・・

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私の職場での経験を書くわけにいきませんので、別の話をさせていただきます。

昨年2012年10月16日、沖縄でアメリカ軍の兵士が女性を暴行する事件がありました。その3日後の19日「夜間外出禁止」が出され、2週間後の11月2日男子中学生が暴行を受けるという悲しい事件がありました。

「夜間外出禁止」は否定表現です。「夜間、基地内で楽しく過ごそう」と肯定表現にした方がまだ効果がありそうな気がします。

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というわけで、自分のモチベーションを上げるにも、人とのコミュニケーションでも肯定表現が基本で、否定表現は肯定表現を補うためのもの、くらいに思っていただくとわかりやすいでしょう。

最後に、「否定表現は使うな!」とここで私がいうと、たぶんみなさまは使いたくなるでしょう。ぜひ私としては使っていただきたく思います。

そして、「否定表現を使った後に肯定表現を使う」・・・これをぜひお試しいただきたいと思います。慣れないと難しいかもしれませんが、慣れてくると

自分の本当の気持ちや人に伝えたいことがみえやすくなるでしょう。

そうすると、自信も出てきて、人づきあいも楽しくなることでしょう。

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