コミュニケーションのイメージ

おはようございます。

昨日は「ね」について考えました。引き続いて今日は「か」について考えます。

「○○さんは、書類の提出が遅いことに対して自分に責任があると思っていらっしゃる、と私は理解していますが、よろしいでしょう?」

と確認の意味での質問では、それほど問題にならないでしょう(それでも、カウンセリングの場合、カウンセラーに合わせようとするクライエントさんもいらっしゃいますので要注意です)

私が問題にしたいのは別の「か」です。

「雇用環境がよくないのは政府の政策の責任じゃないです

「子が親に孝行するのは当たり前じゃないです

自分の意見や社会の「常識」を他の人に同意を求めている場合の「か」です。求められた方としては、考えを押し付けられているような気がして嫌な気分になるわけです。

面接のイメージ

私はカウンセリングで「か」がでてきたときは、すべて無視します。ことばに発しないのはもちろん、首を縦に振ることもしません。

この場合の「か」は、自分の考えに自信を持たず、他人に頼ろうとする気持ちがあることが多いように私は感じています。恐らく根っこにあるのは不安感でしょう。不安感を押しつけられたと感じれば当然嫌な気分になります。

そして、人はそれぞれ考え方・感じ方が違います。自分が考えていること・感じていることは同じように他の人が考えたり、感じているとは限りません。自分の考えが正しいと思って強引に人に押しつけようとすれば、当然人間関係だってこじれやすくなります。

したがって、私が「か」に反応すれば、「あなたは自分の考えに自信をもたなくてもいいよ」「あなたは不安のままでいいよ」「人間関係はこじれてもいいよ」と認めることになります。

では、どうするか・・・これはあくまで私の方法です。

上述の通り、まず無視をして様子をみます。とくにそのまま平気そうなら、面談を続けますが、結構不機嫌そうな雰囲気になる場合が多いです。そうしたら、「○○さんは△△なのだと考えていらっしゃる、とうかがいました」とクライエントさんの話した内容を否定せずに繰り返します。ここで私の意図は「あなたが考えていることは、あなたが責任をもって自信をもつことが大切である、そして他の人には他の人なりの考えがあり、正しいも間違いもない」ということです。それでも不満そうなら「自分の考えについて、人に同意を求めていたら自信が持てなくて苦しくないですか?」「自分の考えを人と共有したいですか?」「自分の考えが人に理解されないとつらくないですか?」(ここの「か?」は質問や気づきをうながす「か?」であり、前述の「か」とは意味が違います)、と気持ちに寄り添うようにしながら、自分の考えと他人の考えに線引きをして、自分の考えを大切にできるよう面談を持って行きます。

自信のイメージ

ということで、「か」を使わずに自分が考えていることをいいきる・・・「これが自分が考えていることなんだ」と思えるようになると自信につながります。ぜひ、日常生活でお試しいただきたいと思います。

 

って、偉そうなことをいっていますが・・・これ、私はカウンセリングを通してクライエントさんに対応方法を鍛えていただいた結果です。私だって昔は「か」を使っていました。

私にとってクライエントさんは、どんなに難しい方でも、いろいろなことを教えてくれる人生の師匠のようなものです。これだから、カウンセリングって楽しいんです!

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