ネルソン・マンデラ元大統領 訃報に寄せて

おはようございます。

ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領の訃報を昨日耳にしました。95歳だったとのことでした。

ネルソン・マンデラ氏は、南アフリカ共和国で「アパルトヘイト」と呼ばれる「人種隔離政策」の反対運動の指導者で、廃止に追い込み、大統領にまでのぼりつめた人物です。大統領になる前年にはノーベル平和賞を受賞しています。

「アパルトヘイト」って・・・こんなことば、久々に思いだしました。

南アフリカにはオランダ系の人々が入植しはじめましたが、やがてイギリスがこの地をどうしても手に入れる必要がでてきて、1899~1902年大苦戦をしてオランダ系の人々を抑えつけたのです(南ア戦争、ブール戦争)。当然この地には人が住んでいました。イギリスはもともと住んでいた「黒人」も支配することになります。そこでイギリスが考えたのは、オランダ系「白人」を極端に優遇し、極端にまで「黒人」「非白人」を差別することでした。この差別政策のことを、「アパルトヘイト」と呼んでいたわけです。「アパルト」は英語のアパートapartですから、「分ける」というのがもともとの意味です。

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カウンセラーの立場からすれば、こんな皮膚の色で人間の優劣があることは絶対にノーになります。合理的な根拠は何もありません。そしてここでやっかいなのが、感情です。どんなに不合理とわかっていても、子どものころから身についた感情を変えることはとても難しいのです。

それでは解決する方法がないのか、といえば、あります。

人間を皮膚の色やことばの違いで非合理的な考えに絡みつく感情はすべて「ニセモノの感情」です「ニセモノの感情」は消えてなくならずに不快に残りますが、「本物の感情」は感じれば消えてなくなります。不合理な考えを押し付けた養育者、教師、社会に対する怒りや悲しみを吐き出せば、消えてなくなることでしょう。

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実は・・・このこと、私は心理を勉強する前からよくわかっていました。歴史や政治学を勉強すればすぐにわかることでした。それでも、実感したのは、スメタナというチェコ出身の作曲家の代表作「連作交響詩『わが祖国』」の譜面をみたときでした。2曲目の「モルダウ(ヴルタヴァ)」は有名です。いかに「民族」という考え方が不自然でなのか、譜面をみるだけでわかります。

東アジアでも戦争の匂いがしだす昨今。人間関係同様、「ニセモノの感情」には必ず不合理な考えがあり、自分や人を傷つける行動が必ず伴うものであること。多くの方々とぜひ共有したいと思っています。

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