教えながら学ぶ 学びながら教える

教える

おはようございます。

私が働いて最初にお金をもらったは、大学生のとき、3年ほど事務所でワープロに文字を入力するアルバイトをしたときです。大学卒業後、運よく大学院に合格したので、進学しました。今度は何か教える仕事をしたい、と思っていたとき、大学の先輩から「予備校辞めるから、代わりにやらない?」とお声をかけていただき、予備校で世界史を教えることになったのが、私の仕事のスタートといえるでしょう。

「はい、やります」といって、採用していただいたものの・・・はっきりいって、世界史の「せ」の字も知りませんでした。恐らく、あの当時、入試問題なんぞ解こうものなら、一番成績の下の生徒より点数がとれないかったでしょう。そのくらい、何にも知らないところから、私の「教える仕事」はスタートしました。

これが、やり始めると、面白くてたまらないのです。もちろん、猛勉につぐ猛勉につぐ猛勉です。大学院の勉強との平行ですから、もう大変!

それでも、やり続けるとわかってくるのです。そう、人は教えるときに一番よく学ぶ(たしかピーター・ドラッカーのことばでしたでしょうか)のです。

そんなとき・・・私が初めに、そして一番憧れた人の本を読むようになりました。誰かというと、レナード・バーンスタインという人です。

バーンスタイン

20世紀後半のアメリカのスター指揮者ですが、日本では恐らく作曲家として有名でしょう。ミュージカルで「ウェスト・サイド物語」は彼の代表作です。

バーンスタインは指揮者であり、作曲家であると同時に、卓越したテレビ界のスターでもありました。彼が出演した映像はいまかなり自宅でみることができますが、よくあれほど難しい話を子ども向けのテレビ番組でも話せるものだ、と思いました。

「自分もバーンスタインみたいに教えたい」・・・その後、大学院を終えた後11年学校の教員になりますが、実はバーンスタインに憧れて教師になって面もあります。

後は、ひたすら学びの連続・・・・日本史、地理、政治経済、中学の地理・歴史・公民。初めての科目は、ほとんど授業の前日まで私は何も知らない状態で猛勉強。それでも2年目、3年目から工夫し出せるようになると、面白くてたまらなくなります。まだノートパソコンがまだ珍しかったころ、、ノートPCをテレビの画面につないで、火山地形をCGで作成した絵を見せながらマグマの性質を説明する授業を、授業参観でやったときは、自分ながら拍手!

applause

あとはレーザーディスクを編集して気候の特色を教えるビデオを作ったり、ピアノを弾きながらスペイン文化を教えるような授業をしたり、の工夫の連続。

教員生活最後の4年間は「こころの知能指数」の授業まで担当させていただき、コミュニケーションや心のことを教えるようになったことで、カウンセリングの道へ少しずつ入っていくようになります。

教員を辞めた後、「もう人に教える仕事はないだろう」と思ったのがとんでもない大きな間違い、就業支援の仕事をしながら100本を超えるセミナーの講師をし、さらには人のセミナーの企画・運営の仕事を年間70本くらいはしたでしょうか。

それがいまでも続いて、セミナーとなると、猛勉、猛勉・・・やるたびに気づきがあり、知識がついてきます。

これ、私だけではありません。あの教えの達人、バーンスタインだっていっています。「私は教えながら学び、学びながら教える」。

「自分なんて人に教える資格なんてない・・・」なんて思っているあなた、思い切って何か人に教えることをしてみませんか?何か世界が変わることを体感するでしょう。

そんなわけで、2013年12月31日開催予定、「2014年1月1日から人生を変える<3つの法則>」、私は「英雄の法則」についてお話をしますが、もちろん、猛勉強です。もとになるジョゼフ・キャンベルの話が難しいのと、それを補うためにニーチェの哲学まで勉強したのでかなり苦心しました。まず自分が理解するところからスタートです。その上で、工夫に工夫を重ねてあとはみなさまと楽しい時間を共有するのみです。

9月から続けてきたセミナーも12月でいったんお休みとさせていただきます。それでも懲りずに、1月は秘かにカウンセラー向けの勉強会を企画しています。

こうして私もいろいろな方に囲まれながら生活して幸せを感じています。究極のところ、人間の成長とは、人と関わることだと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

追記:写真のバーンスタインのCD、1985年8月25日、彼がイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したマーラー「交響曲第9番」のジャケットです。この曲は私もバーンスタインも特別な思いがある大好きな曲です。この録音の約半月後の9月8日、私は生演奏で聴く機会を得られたことは私の人生の最高の思い出の一つです。このコンサートの後バーンスタインはいっています。「あの日は占いでもラッキーだったんだ、あんな素晴らしいマーラーは聴いたことがない、そして聴衆も素晴らしかった」

 

 

 

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