あなたは最期まで輝きます

おはようございます。

フランクルの著書をご紹介するシリーズ、今日で1回区切ります。今日は再び『夜と霧』(池田訳、みすず書房、2002年)に戻ります。

まずは引用します。

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たとえば、強制収容所で亡くなった若い女性のこんな物語を。これは、わたし自身が経験した物語だ。単純でごく短いのに、完成した詩のような趣きがあり、わたしは心をゆさぶられずにはいられない。

この若い女性は、自分が数日のうちに死ぬことを悟っていた。なのに、じつに晴れやかだった。

「運命に感謝しています。だって、私はこんなにひどい目にあわせてくれたんですもの」

・・・

「以前、なに不自由なく暮らしていたとき、わたしはすっかり甘やかされて、精神がどうなんて、まじめに考えたことがありませんでした」

その彼女が、最期の数日、内面性をどんどん深めていったのだ。

「あの木が、ひとりぼっちの、たったひとりのお友だちなんです」

彼女はそう言って、病棟の窓を指さした。外ではマロニエの木が、いままさに花の盛りを迎えていた。板敷きの病床の高さにかがむと、病棟の小さな窓からは、花房をふつつけた緑の枝が見えた。

「あの木とよくおしゃべりをするんです」

・・・

「木はこういうんです。わたしはここにいるよ、わたしは、ここに、いるよ、私は命、永遠の命だって・・・・・・」

(116~117ページ、強調部は引用者)

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このような感動的な話に関して、私が説明をする必要はないでしょう。

そして、あなたも人生の最期まで輝き続けるでしょう。人生を変えるのに、遅いことは何もありません。

 

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