不安って、何さ?

おはようございます。

あなたは、いま何か重大なことを決めるシーンにいたとします。会社の仕事の場面かもしれないし、退職して転職したり起業したりする場面かもしれません。そのときによぎる感情が「不安」だとしたます。「不安」とは何でしょうか。パールズが実に適切に表現しています。少し長くなりますが、以下引用します。

——————————————————————————————————————————————————–

もしあなたが自分自身になりきり、言動の中心にいれば、もはや適応する必要はなくなります。それは、いま進行形で生起する事柄は、まるでパレードのごとくであり、あなたは必要なものを吸収して自分のものとし、理解し、関わりをもっていけばよいということを意味します。・・・社会が変化すればするほど、不安が増大し、神経症的傾向が見られることになる・・・。私(パールズ)の定義では、不安は現実と未来のギャップです。現在の自分に信頼がおけないと、未来に対して不安になります。そしてもし、未来がこれから何かを演じることであれば、それは舞台で”あがる”ことに他なりません。そして、”あがる”現象は、何かよくないことが起こると破滅的な期待を持つか、あるいはよいことが起こると有頂天な期待を持つかの、どちらかです。この現在と未来とのギャップを埋めるために、保険に入り、計画を密にし、定まった仕事に就こうとしますが、これは依存です。換言すれば、実りをもたらす空間・・・、未来を可能にする空間に入ろうとはしないということです。しかし、この空間に入らなければ、未来はなく、現状に留まるしかないことになります。

しかし、現状は留まるといっても、この急激に変化する社会において、はたして、同じ状態でいられるのでしょうか。答えは「否」なので、人は現状の身分の安定を維持しようとあがき、パニック状態に陥ります。そして恐れを抱くようになります。普通、不安というのは、深い実存的なものではありません。役割を演じようとするときに起こる心配にすぎず、”あがる”だけのことです。「私は役割をうまくこなせるだろうか」「いい子だと思われるだろうか」「承認を得られるだろうか」「拍手喝采を得られるだろうか、それとも悪評で卵を投げつけられるだろうか」、これらは実存的な不安ではなく、仮にうまくいかなくても、好みが異なっていて、気に入られなかっただけのことです。ここで、これらは他者の選り好みに過ぎず、したがって致命的ではなく、気に入られなかっただけのことだと気づくことは、あなた自身になること、あなた自身を目覚めさせることになります」(パールズ、倉戸監訳『ゲシュタルト療法バーベイティム』、ナカニシヤ出版、2009年、37〜38ページ、強調部引用者)

verbatim

不安って、何でしょう。あなたが自分を軸に生きていれば、それほど問題にはなりません。そして、自分に信頼を置かない(自信がない)ことで起こる感情であり、この不安感を埋めるために保険に入り、計画を密にし、定まった仕事い就こうとします。パールズはこれらを依存だ、といっています。いわれたくもないことでしょう、せっかく苦労して入った会社なのに・・・

いまいるポジションに満足しているのなら、もちろん問題はありません。もし不安感からいまのポジションを手放さないとしたら、余計苦しくなります。あなたの考えは本当に真剣に考えたことなら価値があり、その考えに基づいて行動したことは、誰が何といおうと価値があり、あなたにとって真実です。他人が受け入れるかどうかまったく別問題です。

こんなこと、きっと、私からも、パールズからもいわれたくないと思います。

自分の人生を歩むあなたを、私が全力でサポートいたします。

 

Related Articles:

Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です