おはようございます。

私は「転機のサポーター」として現在カウンセリングの仕事をさせていただいております。

私も何度か転機を経験しています。一番大きいのは、23歳のことです。私が経験したなかで一番大きい挫折です。

私は大学を卒業してすぐに大学院に進学しました。私の一番の挫折がこの23歳のことです。

私は高校のころから、「戦争のない社会をつくりたい、平和な世界をつくりたい」と思って、大学では文学部を選び、西洋史を学びました。大学に入ったときから歴史学者・政治学者を目指して勉強し、「浪人」することもなく他大学の大学院に一回で合格し、そのまま進学しました。大学院での勉強は大学ほど甘くはありません。英語の論文は読めて当たり前、ゼミは英語のテキストを読んで議論を繰り返します。ドイツ語の文献を使うゼミにも所属しました。当時はハンガリー史を勉強していたので、これにハンガリー語が加わると大変なプレッシャーになりました。毎日が外国語との格闘です。

加えて、予備校講師もしていました。新人講師には莫大な準備の時間が必要でした。

こんな無理が続いたのはせいぜい1年・・・

2年目の4月、吐き気と不眠がひどくなりました。病院に行って検査をしても異常なし、「神経性慢性胃炎」との病名がついて、10分に1回の苦しい吐き気が延々と続きます。出される薬は精神安定剤と睡眠薬、やがて効かなくなるため、ハルシオンという睡眠薬をウィスキーで飲む生活が続きました。こうなると勉強どころではなくなります。

自分について真剣に考えました。それまでの私のなかで、ここまで生き方について考えたことはありません。そのなかで、1つの結論に至ります。

「学者になることをやめよう」「教える仕事が好きなら、教える仕事をすることを選ぼう」

少しずつでも症状がゆるみはじめ、1年留年したものの、ケジメはつけようと、修士論文を書き、何とか修士課程は修了しました。

病気や体の症状は、自分の人生を生きる上での大切なサインであることをいまでも実感しています。

ここまでの話で・・・あなたは「努力が足りない」、「一度決めた人生なんだから最後までやり通せ!」、「お前なんてまだまだ甘い!」・・・あなたがそんな風に私が一番苦しかった時期をみていたら、つらいのはあなたではないでしょうか。私に対していった「努力が足らない」(=「私はまだまだ努力をしなければならない」)、「一度決めた人生なんだから最後までやり通せ!」(=「一度就職した会社は定年まで勤め上げるべき」)、「お前なんてまだまだ甘い」(=「私は自分に甘いからダメだ」)。

自分の本音の声に耳を傾けると、楽になり、本来持っている能力を発揮するようになります。

もし難しいようなら・・・私が全力でサポートします。