なぜ白雪姫のお母さんは継母なのか?

おはようございます。

いよいよセミナー「白雪姫に学ぶ 思い込みの知られざる真実! 『できない私』にサヨナラして望みの人生を手にいれる!」も明日に迫りました。

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明日は「思い込み」の話です。

今日は少しは歴史の話もしようかな、と思っています。

というのも、女性の自立、子育て、といったこれから生きて行く上で大切なヒントが白雪姫の物語にはあるからです。

今日話題にするのは、白雪姫のお母さんです。

ディズニー映画でも、グリム童話でも白雪姫のお母さんとして、継母が登場しますが、もとのドイツの民話では、実母です。実のお母さんが娘を殺そうとする話なのです。

なぜ、グリム兄弟は白雪姫のお母さんをわざわざ継母にしたのでしょうか。

これの問いに挑戦しているのが、佐藤紀子『新版・白雪姫コンプレックス』(金子書房、1995年)です。佐藤さんも説明を試みていますが、推論の域を出ていません。正直なところ、グリム兄弟以外、本当のところわからないでしょう。

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ということで・・・私は私なりの考えをここで述べることにします(もちろん推論です)。

実は、「専業主婦」、つまり「女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育て、夫に尽くすべきだ」という考え方が広まるのは1800年以降、資本主義社会が確立して以降のことなのです。

昔の日本社会を考えていただけるとわかりやすいでしょう。子どもは専業主婦であるお母さん一人が育てるものではありませんでした。貧しい農村では嫁=お母さんは貴重な労働力ですから、子育てはおじいちゃん・おばあちゃん、近所のおじさん・おばさん、みんなで行うのが当たり前でした。

それがグリム兄弟が活躍する1800年代以降、子育てはお母さんがするもの、という考えが広まっていきます。

となれば、「子どもを愛してやまない」実のお母さんが「子殺し」であると非常に困るわけです。

そこでグリム兄弟は残酷な子殺しを継母に負わせたのではないでしょうか。

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「親が子を殺すなんて・・」とあなたは思うかもしれまんせが、それだけ厳しい時代だったということではないでしょうか。

日本も貧しい時代、やむなく自分の子を殺したり、売ったりする時代がありました。

白雪姫のお母さんも、本当は愛情深い人であると私は信じています。

その愛情がどこかで狂えば虐待につながる・・・女性の地位が低くて自立が難しいこと・・・地域で助け合いのなかで行われていた子育てが一人の女性に重くのしかかること・・・・

これからの時代を考える上でも、「白雪姫」の物語は大切なメッセージをもっているといえるでしょう。

 

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