一夫一妻ではなく一夫多妻の方が自然なの?

おはようございます。

ミラー&カナザワ『女が男を厳しく選ぶ理由』(伊藤訳、阪急コミュニケーションズ、2007年)、進化心理学の点から心を問い直すのも、実に興味深いです。

今日はまずショックな話からです。

ショック

「ヒトの自然な婚姻形態は一夫多妻である」

(106ページ)

としたら・・・

男性は数多くの女性と関係をもちやすく、女性はごく少数の「優れた」男性と関係をもとうとする、ということもあります。

これだけで、だいぶ男性と女性に違いがあることはご理解いただけるでしょう。

それ以上に、一夫多妻・一夫一妻を選んでいるのは女性である、というのはどういうことでしょうか?

「社会の婚姻形態を決定する重要な因子は、男たちの間の資源の格差、最も富める男と最も貧しい男の差である。貧富の差が大きい社会、持てる者が持たざる者より極端に裕福な社会では、女たち(そしてその子供たち)は少数の裕福な男を共有するほうが豊かに暮らせる。・・・資源格差が小さい社会、富める男と貧しい男の所得にさほど大きな開きがない社会では、金持ち男の資源の半分は貧乏男の資源全部より少ないため、女たち(そしてその子供たち)としては金持ち男の資源を分け合うよりも、貧乏男の資源を独占するほうがいい。かくして、資源社会の大きい社会は、一夫多妻となり、より平等な社会では一夫一妻となる」。

(107ページ)

miller

 

社会が発達しても、人間の脳は、狩猟採集時代とあまり変わらないことはいつも意識していたいですね。

 

 

 

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