おはようございます。

 

子どものころから

ツラい思いを重ねてこられた分、

 

あなたは「ほんとうの自分」

=「真なる私」に出会って

苦しみから解放されたいと

思うかもしれません。

 

以下の文、

私の考えとは一部異なるものの、

的を得ていると思うので、

ご紹介します。

 

「 『真なる私に出会いたい』と

願うときには、

 

どこかに真なる私がいるはずだと

考えているわけですが、

 

むしろ、

『なぜ私は真なる私を求めて

しまうのだろう』

と一度考えてみたほうがよい」。

 

(西研『大人のための哲学授業』

大和書房、2002年、189ページ)

 

ここで重要なのは、

「真なる私」に出会う目的は、

進む方向に気づいて、

苦しみから解放されたいという

ことではないでしょうか。

 

 

「そしてそれは、

どこかにあるだろう『真なる私』に

出会うことによって解消される

ものではないはずです。

 

それはむしろ、

自分と世界との関わりが明確にならず、

自分の進むべき方向や価値が

見つからない、

といった問題であるはずです。

 

自分のなかの苦しさは

どのようなものか。

 

自分のなかで葛藤しているものが

あるとすれば、どのようなものか。

 

自分が求めているものとは

どういう感触のことか。

 

そうしたことを静かに観察してみる。

そして、おのずと自分の方向が

かたちづくられていくのを待つ。

 

そうして自分への関わり方

というものがある、とぼくは思うのです」。

(189〜190ページ)

 

そう、

「自分の方向がかたちづくられる

のを待つ」・・・

 

ぜひ、

ご自分を信じて、

歩みを進めていって

いただきたいと思います。

 

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